日本の梅雨が夏バテをつくるってご存じでしたか?
2024.06.27
梅雨
梅雨は湿度が高い日が多いです。
湿度が高いと、汗は乾きづらくなり、ベトベトしますね?
汗が乾かないと、体表の温度が下がりません。
そうなると、どうしても「冷たい飲み物」に手が伸びがちに…。
このまま夏に突入してしまうと、梅雨の間に体に余分な水分が溜まります。
これが内臓を冷やし、衰えさせ、消化力を低下させます。
つまり、栄養不足・低活力の本格的な夏バテに一直線となってしまうのです。
からだの重さ、浅い眠り、舌のむくみがまさにそのサインです。
あなたには、いくつチェックが付きますか?
湿邪(しつじゃ)
湿度が高い梅雨の時期は、汗が乾かず、体の中に古い水分が滞りがちです。
そのせいで引き起こされる不調のもとを東洋では「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。
湿邪を追い出す「食べ方」
湿邪は漢方でいうところの「脾胃(ひい)」を弱らせるとされます。
この時期は、水気が体に残りやすい食材は避け「脾胃」にやさしいものを摂るよう心掛けるのがベストです。
1. 冷たいもの・生ものは控えめに
特に生野菜より温野菜。
豆腐など水気の多い物は温めて食べると良いでしょう。
2. 砂糖は脾胃に負担になります
お菓子や清涼飲料の摂り過ぎにくれぐれも注意が必要です。
3. スパイスが素晴らしい
生姜やみょうがなどの薬味や、山椒などのスパイス類は湿邪を追い出すのに一役買ってくれます。
トウモロコシは脾胃を養うと言われています。
湿邪を追い出せる強い体を作りましょう!