【便通と腸の若さの秘密】
2024.05.02
年齢によって増える便通の悩み
免疫力と便秘の気になる関係
腸には全身の70%もの免疫細胞が集中しています。
正常な便通の場合、善玉菌が免疫物質を豊富に作るため、免疫力が高まります。
ところが、便秘で悪玉菌が多いと、免疫細胞に負荷がかかり過ぎて免疫力は低下します。
感染率・重症化率・死亡率すべてが悪化してしまうと言われています。
風邪や肺炎のみならず、吹き出物・口内炎・水虫・虫歯・歯周病・胃潰瘍なども感染症です。
便秘の方は、かかりやすくなるので注意が必要です。
5つの便通の悩みと原因と解決
副作用による便秘も多いので、薬に頼りたくない方が多数いますが、なかなか便秘解消がうまくいかないのは、原因が5つもあるからなのです。
5つの原因と解決を以下にまとめました。
年齢とともにやってくるさまざまな体の変化。
それに対抗できるのは「栄養素」です。
何もかもを一つで解決できる魔法のような栄養素はありませんが、
組み合わせることで、腸の老化のような複雑な問題も解決できます。
つまり、これらの栄養素をまとめて取れば、腸は若返ります。
1.下腹が出る
(原因)蠕動(ぜんどう)運動の速度低下
水溶性食物繊維でイヌリン、難消化性デキストリンを摂取しましょう。
2.便が細くなった
(原因)食事量減少・繊維不足
不溶性食物繊維をプランタゴ・オバタ、大麦若葉から摂取し、カニからはキトサン、アーモンドなどからマグネシウムも摂取しましょう。
3.排便時間が長くなった、下腹が出る
(原因)腸の力強さの低下
ポリフェノール・配糖体(ハーブ特有)を摂取しましょう。
明日葉、クランベリー、ハトムギエキス、キャンドルブッシュ、キダチアロエ、ギムネマといったもので腸の力強さを取り戻しましょう。
4.便意が弱くなった
(原因)感覚神経の鈍化
植物性アルカロイド(スパイス特有)を摂取しましょう。
クミン、ブラックペッパー、ショウガ、花椒、GABA(アミノ酪酸)で感覚神経を活性化しましょう。
5.膨満感がある、便臭が強くなった
(原因)ガス貯留、菌バランスの悪化
発酵生成物を摂取しましょう。ビフィズス菌(死菌)、酵素、オリゴ糖、還元麦芽糖で解決しましょう。
何をやってもやせづらいと感じる方へ
何をやってもやせづらいと感じている方は、あと3つ積極的に摂りましょう。特に、ダイエットの際は意識しましょう。
1.やせづらい
(原因)菌バランスの激しい悪化
生きた菌を摂りましょう。乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌を摂り、菌のバランスを整えましょう
2.やせづらい
(原因)腸のエネルギー不足
補酵素を摂りましょう。α-リポ酸、コエンザイムQ10を摂り、腸のエネルギー不足を解消しましょう。
3.やせづらい
(原因)有害ミネラル蓄積
レアミネラルといわれる亜鉛、銅、マンガン、セレン、カリウム、鉄を積極的に摂りましょう。