40代以降のお化粧崩れの原因と対策
2024.08.22
いわゆる「化粧崩れ」、女性なら誰しも経験があるのではないでしょうか。
その原因のほとんどが実はメイクではなくスキンケアにあることはご存知ですか?
そして年齢によってもその原因は変わってきます。
20代~30代は、「洗顔のし過ぎによる皮脂の過剰分泌」や、「ホルモンバランスのみだれなどによるニキビ・肌荒れなどのトラブル」が原因となることが多く、
40代からは「乾燥」と「キメの乱れ」の比率がどんどん増えてきます。
40代からは皮膚のターンオーバー(新陳代謝)が遅くなるため、乾燥しやすくなりその上乾燥した角質がめくれ上がってキメが乱れることが増えてきます。
ファンデ―ションなどのメイク剤はほぼ全て粉と油を混ぜたものものですから、表面がザラザラしているものにはつきにくく、例えていうなら、紙やすりを色鉛筆で塗っているような状態となり、やたら厚塗りになってしまう上に崩れやすい状況が生まれるのです。
これをメイクで解決しようとすると、付着性の高いシリコンが多く配合されたファンデを選んでしまうようになり、それを落とすには強い洗浄力のクレンジングが必要となります。
強いクレンジングは肌の乾燥を一層すすめて、キメが乱れ悪循環に陥る方が多いのです。
40代以降の方がお化粧崩れの呪いから逃れるには下記のポイントが大切です。
- やさしい洗顔(できれば石鹸)でただしく汚れを落とす
- 夜だけでなく、朝も保湿のスキンケアをする。そして水分・油分がお肌に十分に浸透してからメイクをする
- ターンオーバーを回復するためのスキンケアアイテムを選ぶ
- 厚塗りにならず、できれば石鹸で落ちるメイク材を選ぶ
いかがでしょうか?
もしまだ実践していないものがありましたらお試しいただくと良いと思います。