かくれ肥満のサインかもしれない「7つ」の症状
2025.02.27

しかし、最近増えているのが隠れ肥満。
コロナ以降、特に50代から80代まで急増していると言われています。
体重でもサイズでも分かりづらいのが特徴です。
その理由は内臓脂肪がたっぷりついたのと同じだけ、筋肉量と骨量が減ってしまっているからです。
もしここに挙げる7つの症状が当てはまるようなら、かくれ肥満がはじまっている可能性が高いので、すぐにチェックが必要です。
脂肪を減らして筋肉を増やせば、つらい症状が軽くなる可能性大
基準では肥満じゃなくても、症状があれば疑いましょう
①花粉症

肥大化したお腹の脂肪細胞からは、炎症をひどくする「悪玉ホルモン」が染み出ています。
花粉症などのアレルギー症状も目や鼻の炎症なので、体脂肪の量が多いほど花粉症の症状が激しく重くなると考えられています。
②高血圧

心臓や脳に致命傷を引き起こす高血圧。
増えすぎた脂肪からは血管を厚くする性質の毒が生み出されています。
またついた脂肪自体も、体のいたるところで血管を圧迫するので、血圧の上も下も押し上げてしまいます。
③腰痛・ひざ痛

主に腸の周りについた脂肪で腸が固められてしまうことが原因です。
かなりの割合を腸が吸収してくれるはずの、立ったり歩いたりの衝撃が、ダイレクトに腰やひざに。
かくれ肥満で筋肉が減っていればダブルパンチで何をしても治りません。
④視力低下

脂肪細胞からにじみ出る「悪玉ホルモン」が血管を細くし、炎症を激しくさせると最もダメージを受けやすい場所の一つが目です。
角膜の毛細血管が傷つき、毛様体の筋肉も弱るため、老眼や眼精疲労、加齢黄斑変性症などが進行しやすくなります。
⑤頻尿

お腹の中に内臓脂肪が付くことによって、膀胱や尿道が圧迫されるため頻尿になります。
もともと女性に多い症状でしたが、近年では男性にも増えています。
⑥冷え性

冷え性は肥満の原因になりますが、反対に肥満が冷え性の原因にもなります。
というのも、脂肪細胞は熱を生み出すことが出来ないからです。
皮下脂肪は触れるので分かりやすいかもしれませんが、ちょうど全身に冷却ジェルを貼っているのと同じ状態になります。
⑦いびき・睡眠時無呼吸症候群

首やのどに脂肪がついたり、お腹の脂肪が横隔膜を圧迫するせいで、呼吸が浅くなり脳に酸素が行かなくなります。
脂肪を減らさない限り治りません。

いかがでしたか?
思い当たる症状が複数あったら、直ぐに体脂肪率を計測してみることをお勧めします。
正確に測れないようでも、体脂肪を減らして損なことはありませんから、減らしてみて症状が軽くなるか試してみられるのもおすすめです。
その時は、年齢に合わせて必要な、脂肪燃焼のための栄養を忘れずに摂りましょう。
また、体脂肪を減らす葛の花イソフラボンや、筋肉を増やすアミノ酸の効果は、正しいウォーキングでさらにアップしますので、覚えておかれると良いでしょう。