プランタゴ・オバタもインドから
2024.08.01
インドやパキスタンに自生し、3 ~ 40㎝ にもなる1年生の草となります。
インドオオバコとも呼ばれたりします。
※ 漢方薬で「車前草」「車前子」として配合されるオオバコはプランタゴアジアティカですので、仲間ですが別の品種となります。
プランタゴ・オバタの場合は、その種の外皮を食物繊維の補給のために用いていることがほとんどです。
サイリウムとも呼ばれることがあります。
スーパーフードとしてのポイント
スーパーフードとしてのポイントは、ズバリ食物繊維の含有量です。
実に90%が食物繊維です!
ゴボウですら約6%、乾燥わかめでも約70%ですから、いかに効率よく天然食物繊維が摂れるかが分かります。
しかも、この食物繊維の不溶性と水溶性の比率が80:20とバランスが良いため、水分を含むと約70倍もの体積に膨れて腸内環境を整え、便のかさましに大いに役立ってくれるというわけです。
日本でも道端で見られるオオバコの仲間がいますが、プランタゴ・オバタとは別の種類です。
摘んで食べたりしないようにしましょう。道草を食っていると、ろくなことはないようです(笑)。