ペルーの奇跡、【キャッツクロー】
2024.12.12
Amazonといえば日本でもおなじみの有名ショッピングサイトですが、キャッツクローは、本物の熱帯雨林アマゾン地域で育ちます。
ペルーでは伝承医学で用いられます。
その効能は抗炎症・免疫力増強・鎮痛など多岐にわたります。
キャッツクローの効能は本物か?
本当に食べ物にそんな働きがあるのでしょうか?
どうやら、「ありえないとは言えない」研究成果があるようで、WHO(世界保健機関)が、1994年にキャッツクローを副作用の少ない抗炎症剤として認めています。
今のところ、キャッツクローからは17種類ものインドール系アルカロイドが見つかっています。
その中のイソテロポディンと呼ばれる成分は新しい「免疫賦活物質」なのではないかとの期待が集まっています。
ヨーロッパやアメリカでは薬局で処方されるそうですが、幸い日本では食品として購入できます。
歴史が物語る
ペルー周辺のアンデス文明はなんと1万年近い歴史を持ち、ペルーのインカ帝国でも800年以上前の国です。
どんなに短くとも千年前からは使われてきたことが分かっているキャッツクローは『ペルーの奇跡』として国を挙げて大切にされ、世界に届けられています。
古代のペルーでは、ツルを切り染み出てくる樹液を飲んだそうですが、現代では樹皮をはぎ乾燥して粉末やエキスにして摂ることが主流です。
お茶としても飲まれていて、日本でも入手することはできます。
健康に良さそうですよね。
ただし、独特の苦みがありますので、好みは分かれそうです。
スーパーフードとは言えそのまま食事に取り入れるというよりは、サプリメントとして活用している方が圧倒的に多いようですよ!