コラム

骨が脳の若さを保つ鍵だった!

2025.08.07

「骨」はビルの鉄骨みたいに”硬くてただ支えてくれている棒”というイメージがあります。

でも、実は、『全身に若返り物質を分泌する働きがある』と分かったそうです。
これは、NHKスペシャル「骨が出す!最高の若返り物質(2018年1月7日放送)」で放送されていました。

オステオカルシン


 

    • ・脳を若返らせて記憶力をアップ




        • ・脂肪を減らす



            • ・血糖値を下げる

            •  


                • ・筋肉を丈夫にする

                •  
                  オステオカルシンは、全身の若返りをしてくれているそうです。
                  その他にも「骨」は免疫力を上げてくれたり、肝臓や膵臓の機能を保ってくれたり…、
                  関係がないところがないくらいに全身に関係しています。

                  骨が衰えると危険


                  このように体全身に関係のある「骨」ですから、衰えてしまうと…
                  全身の老化がアクセルを踏み込んだように、一気に加速します。
                  そして、命の危険にさらされるレベルまで進んでしまうそうです。

                  骨折すると、その後の生存率は癌よりもずっと低い
                  骨がダメージを受けたり、スカスカになったりして衰えると、それは全身に影響するという
                  ことが本格的に証明されてきています。
                  いつまでもボケずに元気でいるためにも、骨は元気に保った方が良いということです。
                  「骨の年齢は骨密度でわかる」という人もいますが、何よりも体のどこかに痛みがある人は、
                  確実に骨の衰えが進んでいます。
                  痛みをとる努力」と合わせて「骨の若さを保つ努力」をすることが、一生の安心と言えそうです。

                  骨の老化が進む3大原因


                   

                  間違ったダイエット


                  特に骨が成長する20代までに間違ったダイエットをした人は、50代で骨粗鬆症になるケースが多いようです。
                  若い頃、ダイエットをした経験がある方、今、若い方も危険度が高いです。
                  ご自分だけでなく、お嬢様、お孫さんは大丈夫でしょうか?

                  運動「刺激」不足


                  筋肉だけを動かしても、骨には無効です。骨に衝撃を与えることが大切です。
                  おすすめの方法は「かかと落とし」です。かかと落としは、骨への衝撃が体重の3倍と言われています。

                  <効果的なかかと落とし>

                  ゆっくりとかかとを上げ、一気にかかとを落とします。これだけです。
                  運動不足気味の方は、1日合計30回以上しましょう。

                  慢性的な栄養不足


                  カルシウム・ビタミンDなど、骨の若さを保つために欠かせない栄養素は、全世代で足りていません。
                  全世代で足りていないということは、何十年もの間、足りない生活を送っている人がほとんどということです。
                  100人中80人がビタミンD不足と言われています。

                  骨の若さを保つ努力が、全身に若返り物質を分泌する働きにつながり、脳の若さを保つことがご理解いただけたと思います。
                  毎日少しの運動「かかと落とし」で骨に刺激を与えましょう!